【1月29日 AFP】スペイン北部バスク(Basque)地方サンセバスチャン(San Sebastian)のラコンチャ(La Concha)海岸で28日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)に連帯を示す抗議活動が行われた。

 参加者らは、スペインの巨匠パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)の傑作「ゲルニカ(Guernica)中に描かれている、死んだわが子を抱く母親のイメージを使った横断幕とパレスチナ自治区の旗を浜辺に並べ、「SOSガザ(SOS Gaza)」のスローガンを掲げた。

「ゲルニカ」は、スペイン内戦(Spanish Civil War)中の1937年4月26日に北部バスク地方の町ゲルニカで、ナチス・ドイツ(Nazi)とイタリアのファシスト政権が行った無差別爆撃を描いた作品。

 ガザでは、昨年10月7日のイスラム組織ハマス(Hamas)による越境攻撃以降、イスラエルによる報復攻撃が続いている。ガザを実効支配するハマスの保健当局によると、これまでに2万6422人が死亡している。(c)AFP