【1月28日 AFP】北朝鮮が28日、巡航ミサイル数発を発射した。韓国軍が同日、発表した。

 韓国軍統合参謀本部は「28日午前8時、北朝鮮・新浦(Sinpo)付近の海から発射された、詳細不明の複数の巡航ミサイルを探知した」としている。

 北朝鮮は数日前にも黄海(Yellow Sea)に向けてミサイル発射を行ったばかり。新型の戦略巡航ミサイルとされた。

 今年に入り北朝鮮は兵器の実験を立て続けに行っている。その中には、「水中核兵器システム」と呼ばれるものや、固体燃料式の中長距離弾道ミサイルの発射実験も含まれる。

 国連安保理は、北朝鮮に弾道ミサイルの発射を禁じているが、巡航ミサイルの発射については禁止していない。巡航ミサイルは弾道ミサイルに比べ低い高度を飛行するため、レーダーでの探知や迎撃がより難しい。(c)AFP