【1月26日 AFP】イスラエルは25日、世界保健機関(WHO)はパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)の病院が「テロ目的で利用」されている証拠を無視することで、イスラム組織ハマス(Hamas)と「共謀」していると非難した。

 イスラエルのメイラブ・エイロン・シャハル(Meirav Eilon Shahar)駐ジュネーブ国連(UN)・国際機関常駐代表はWHO執行理事会で、ハマスが「病院に潜伏し、人間の盾を利用」している限り、ガザに医療はあり得ないと主張。

「ガザでイスラエル国防軍が捜索したすべての病院で、ハマスが軍事利用していた証拠が見つかった」「これらは否定できない事実であるにもかかわらず、WHOは何度も無視することを選んだ。(WHOが)無能なわけではなく、(ハマスとの)との共謀だ」と主張した。

 シャハル氏はX(旧ツイッター)でも、ハマスが病院を「テロ目的で利用」していた証拠があると強調した。(c)AFP/Robin MILLARD