【1月22日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、アメリカン・エキスプレス(The American Express 2024)は21日、カリフォルニア州ラキンタ(La Quinta)のピート・ダイ・スタジアムコース(Pete Dye Stadium Course、パー72)で最終日が行われ、全米アマチュア王者のニック・ダンラップ(Nick Dunlap)が1991年以来となるアマからの米ツアー優勝を果たした。

 アラバマ大学(University of Alabama)2年生のダンラップは、最終18番で約1.8メートルのパーパットを沈め、スコア「70」をマーク。バックナインの激しい争いを1打差で制した。通算29アンダーは、パトリック・リード(Patrick Reed、米国)が2014年にマークした28アンダーを抜いて大会最少記録となった。

 ダンラップはアマチュアのため、賞金を受け取る資格はなく、優勝賞金151万ドル(約2億2300万円)は2位のクリスティアン・ベゾイデンハウト(Christiaan Bezuidenhout、南アフリカ)の手に渡ることになる。

 それでも、アマチュア選手の米ツアー大会優勝は、1991年のノーザンテレコム・オープン(Northern Telecom Open)を勝ったフィル・ミケルソン(Phil Mickelson)以来。20歳での優勝は、2013年のジョンディア・クラシック(John Deere Classic 2013)を19歳で制したジョーダン・スピース(Jordan Spieth、米国)に次ぎ、ここ90年では2番目の若さとなった。(c)AFP