【1月15日 Xinhua News】中国工業情報化部など13部門がこのほど公表した「ブロードバンド辺境」建設の加速に関する通知は、2025年末までに辺境地区の県城(県政府所在地)、郷・鎮政府駐在地で第5世代移動通信システム(5G)とギガビット光ネットワークの開通を実現し、行政村、20世帯以上の農村人口集住区、国境管理・貿易機関、有人島でのブロードバンドの開通比率を100%にすることを明らかにした。

 同部の責任者は、辺境地区のインターネット建設は重要な意義を持つと指摘。モバイルブロードバンドと固定ブロードバンドネットワークのカバーが一層行き渡るようにし、インターネットの供給とサービス能力を全面的に向上させることは、辺境地区の質の高い発展のための情報の「大動脈」を開通させるのに役立つと述べた。

 通知は①県城ブロードバンドネットワーク高度化の加速②農村ブロードバンドネットワーク建設の強化③道路モバイルネットワークのカバーの促進④辺境管理機構と国境貿易地域のネットワーク保障能力の増強⑤島海域のブロードバンドネットワークのカバーの強化⑥ネットワークメンテナンスサービスレベルの向上⑦辺境地区のデジタル化発展の能力付与に向ける取り組み-の七つの重点任務を明確にした。(c)Xinhua News/AFPBB News