【1月10日 AFP】インドネシア東部フロレス(Flores)島のレウォトビ・ラキラキ(Lewotobi Laki-Laki)山が10日、噴火した。噴煙は火口から2000メートル上空に達した。当局は同山に対する警戒レベルを最高に引き上げた。

 同山では、数週間前から火山活動が活発化していた。現地自治体は近隣住民に避難命令を出した。

 地元当局は一時的な避難所を2か所開設。現在、約5000人が利用しているという。
 
 火山地質災害センター(PVMBG)は、溶岩が川に流れ込み洪水が発生する可能性があると警戒を呼び掛けている。また、火山灰が呼吸器系に悪影響を及ぼす恐れを踏まえ、予防策としてマスクの着用を推奨している。(c)AFP