【1月9日 AFP】中東を歴訪しているアントニー・ブリンケン(Antony Blinken)米国務長官は8日夜、イスラエル・テルアビブに到着した。ブリンケン氏は同地域における緊張激化の回避を目指し、関係各国との対話を進めている。

 パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)衝突が始まって以降、4度目となった中東訪問でブリンケン氏は8日、アラブ首長国連邦(UAE)で協議を行った後、サウジアラビア・アルウラ(Al Ula)を訪問してムハンマド・ビン・サルマン皇太子(Crown Prince Mohammed bin Salman)と会談した。

 その後、イスラエル入りに先立ちブリンケン氏は、「われわれは、ガザの安定化と復興に向けた努力で協力・協調し、長期的な平和と安全、安定に向けて努力することで合意した」と述べた。(c)AFP/Leon Bruneau with Adel Zaanoun in the Gaza Strip