【1月6日 AFP】スペイン警察は5日、ガソリンスタンドで約2000ユーロ(約32万円)を強奪したとして、10代の少年を逮捕したと発表した。逃げる前に炭酸飲料の代金は支払っていたという。

 事件は2日、スペイン南部の海岸沿いのエステポナ(Estepona)で発生。少年はパーカーに覆面という格好で模造銃を手にガソリンスタンドに押し入った。

 警察は、「少年はスタッフを脅した後、レジから現金約2000ユーロを奪った。奇妙なことに、陳列棚から取った炭酸飲料の料金は支払ってから立ち去った」と明らかにした。

 警察は4日、少年と、模造銃を渡したとみられる共犯者を逮捕した。2人は盗んだ金でスクーターを購入するつもりだったと供述しているという。(c)AFP