【1月3日 AFP】サッカーイングランド・チャンピオンシップリーグ(2部)のバーミンガム・シティ(Birmingham City)は2日、不振を受けてウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)監督を解任した。

 プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)やイングランド代表で活躍したルーニー監督は10月に就任したものの、指揮を執った15試合でわずか2勝。1日に行われたリーズ・ユナイテッド(Leeds United)戦に0-3で敗れて9敗目を喫したことが、解任の決め手となった。

 米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のレジェンドであるトム・ブレイディ(Tom Brady)氏が少数株主となっているバーミンガムは、ルーニー監督の就任以降20位に転落して残留争いに巻き込まれている。

 ルーニー監督就任前のチームは、解任されたジョン・ユースタス(John Eustace)前監督の下で2連勝を挙げ、プレーオフ圏内の6位につけていた。

 ルーニー監督は解任を受けて、「サッカーは結果を重視するもので、私は期待されていたレベルに達していなかったと認識している」と述べた。

「とはいえ、時間というのは監督が必要とする最も貴重なもので、必要な変化を目にするには13週間では十分でなかったと強く考えている。個人的には、この挫折を乗り越えるには時間がかかると思う」 (c)AFP