【12月27日 CGTN Japanese】上海ディズニーランドで20日にオープンした新エリア「ズートピア」のメインアトラクション「ホット・パースート」で24日、落としたカチューシャを拾おうと途中で下車した子どもが後ろからきたライド(乗り物)にはねられるという事故が発生したため、アトラクションが一時運営を中止する事態になったということです。この情報はSNSで急速に注目を集めていました。

 上海ディズニーリゾートが24日夜に公式微博(ウェイボー)アカウントに発表したところによると、「ズートピア:ホット・パースート」は現在、一時的に運営を中止しており、当日は再開できないということです。また、パフォーマンスや飲食、グッズ販売などを含む「ズートピア」エリア内のその他のエンターテイメントは、通常通り運営されています。多くの観光客がSNSに「列に並んでいたのに、突然アトラクションの運営中止を告げられ、残念だ」と投稿しています。

 実は、「ズートピア:ホット・パースート」は、試運転期間中や正式オープン後も、故障で何度も運営を中止しており、SNS上で大きな関心が寄せられていました。SNS上には今月23日にも、「並んでいた観光客が、設備故障のために行列エリアに何時間も足止めされて待たされた」との複数の投稿がありました。

 新エリア「ズートピア」は、上海ディズニーランドの8番目のテーマエリアで、アニメ映画『ズートピア』をテーマにした世界初のエリアでもあります。その中でメインアトラクションとなる「ホット・パースート」には、中国初のトラックレスの乗用アトラクションとして、多くの観光客が殺到しています。 (c)CGTN Japanese/AFPBB News