【12月27日 AFP】米アップル(Apple)は26日、腕時計型端末「アップルウオッチ(Apple Watch)」の新製品が他社の特許を侵害しているとして米国際貿易委員会(ITC)から輸入を禁止されたのを受け、決定を不服として提訴した。

 輸入禁止対象となったのはアップルウオッチの「シリーズ9」と「ウルトラ2」。血中酸素濃度を測定する技術に関し特許を侵害されたとの米医療機器メーカー、マシモ(Masimo)の訴えを受け、ITCは10月、両製品の輸入禁止を決定していた。

 これに対しアップルは、決定は誤りであり、撤回されるべきだと主張し、連邦控訴裁判所に提訴した。ただ同社は21日、両モデルについて、オンラインストアのアップストア(App Store)での販売を停止、クリスマス前日の24日には小売店での販売も停止している。(c)AFP