【12月25日 AFP】23-24イングランド・プレミアリーグは24日、第18節の試合が行われ、チェルシー(Chelsea)は1-2でウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)に敗れ、リーグ戦ここ6試合で4敗目を喫した。

 1995年以来、28年ぶりとなるクリスマスイブのリーグ戦で、チェルシーはボール保持で圧倒しながら好機をふいにし、守備でも不用意なミスが散見された。ウルブス(Wolves、ウォルバーハンプトンの愛称)のマリオ・レミナ(Mario Lemina)とマット・ドハティ(Matt Doherty)に得点を許すと、終了間際にプレミア初出場のクリストファー・エンクンク(Christopher Nkunku)が1点を返したが及ばなかった。

 この結果、チェルシーは10位にとどまり、ウルブスが得失点差の11位に浮上した。

 チェルシーはこれでプレミアワーストとなる2023年のリーグ戦19敗目となり、欧州5大リーグ全体でも、これ以上に負けているのは3チームしかない。

 マウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督はチームの決定力不足を嘆き、「非常に残念だ。もっと別の結果がふさわしかったと思っている」とコメント。「ここは決定力が足りなければ痛い目を見るリーグだ」と話し、「チャンスはつくった。だからこそ非常に悔しい。CKを何本か許してから失点を喫し、非常に難しくなった」と振り返った。

「われわれは若い選手も多い、若いチーム。プレミアでのプレーが初めての選手もいる。必要なのは適応と自信、質の高さだ」 (c)AFP