【12月20日 AFP】アイスランド・レイキャネス(Reykianes)半島で18日夜に起きた火山の噴火で、半島南西端の町グリンダビク(Grindavik)近郊には新たな裂け目が出現した。宇宙技術会社マクサー・テクノロジーズ(Maxar Technologies)は19日、この裂け目から噴出する溶岩や立ち上る煙を捉えた衛星画像を公開した。

 首都レイキャビク南西に位置する同半島では、数週間前から地震が頻発していた。

 同国気象庁によると、レイキャネス半島での噴火は18日午後10時17分(日本時間19日午前7時17分)に始まり、長さ4キロと推定される新たな裂け目が出現した。その南端は漁業の町グリンダビクからわずか3キロしか離れていない。

 噴火の勢いは19日夕方までに弱まっているという。(c)AFP