【4月14日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は13日、ウクライナ北東部スムイ市へのロシア軍の攻撃で少なくとも34人が死亡したことについて、「悲惨な出来事だ」と述べた。

トランプ氏は大統領専用機での移動中、記者団に対し、「ひどいと思う。間違いだったと聞かされたが、それでも悲惨な出来事だと思う。戦争そのものが重大な惨事だと思う」と語った。

「『間違い』とはどういう意味か」と問われると、トランプ氏は「彼らは間違いを犯した……それについては彼らに聞いてみるといい」と述べるにとどまり、具体的な説明は避けた。

トランプ氏の発言に先立ち、米国家安全保障会議(NSC)は今回の攻撃について、「この恐ろしい戦争を終わらせようとするトランプ大統領の取り組みが、いかに重要な局面にあるかを示している」と声明を出していた。

トランプ氏およびホワイトハウスはいずれもロシアを名指ししなかったが、マルコ・ルビオ国務長官は、「本日のスムイにおけるロシアによる恐ろしいミサイル攻撃の犠牲者」に哀悼の意を表した。(c)AFP