【12月18日 AFP】タイ陸軍は18日、北部のミャンマー国境近くの山中で麻薬密売の容疑者らと銃撃戦となり、15人を殺害したと明らかにした。

 銃撃戦は16日夕方、タイとラオス、ミャンマーの国境にまたがる麻薬の生産・流通地「黄金の三角地帯(Golden Triangle)」に近いチェンライ(Chiang Rai)県メーファールアン(Mae Fah Luang)地区で発生した。

 軍当局者は匿名でAFPの取材に応じ、銃撃戦後に覚せい剤の錠剤200万錠以上が詰まったバッグ17個を発見したと述べた。15人の身元については全員がタイ人かどうかは特定できていないという。

 ミャンマーは覚せい剤アンフェタミンの主要生産国となっており、タイやラオスを経由で密輸されることが多い。

 2021年2月のクーデター以降、ミャンマーは混乱状態に陥り、景気も悪化している。だが、シャン(Shan)州ではクーデター前から違法薬物の製造が盛んだった。

 タイ北部のミャンマー国境沿いのジャングルでは、軍と麻薬密輸業者の間で激しい銃撃戦がたびたび起きている。(c)AFP