【12月15日 AFP】来年2月にカタール・ドーハで開催される第21回世界水泳選手権（21th World Aquatics Championships）の競泳豪代表メンバーが15日に発表され、男子100メートル自由形の世界王者カイル・チャルマース（Kyle Chalmers）らトップ選手が、パリ五輪に集中するためメンバーから外れた。

　女子選手では、アリアン・ティットマス（Ariarne Titmus）とモリー・オキャラハン（Mollie O'Callaghan）のほか、カイリー・マッケオン（Kaylee McKeown）とエマ・マキーオン（Emma McKeon）も欠場する。

　合計18人のメンバーリストには、男子50メートル自由形の現世界王者キャメロン・マケボイ（Cameron McEvoy）や、2022年大会で男子400メートル自由形を制したエライジャ・ウィニントン（Elijah Winnington）らが名を連ねた。

　女子では他に、四つの世界記録を樹立したリレーメンバーのシェイナ・ジャック（Shayna Jack）や、ジェナ・フォレスター（Jenna Forrester）、アビー・ハーキン（Abbey Harkin）、ブリアナ・スロッセル（Brianna Throssell）らがメンバー入りした。

　今回の競泳チームは、今年福岡で開催された第20回世界水泳選手権（20th World Aquatics Championships）で金13個を含む合計25個のメダルを獲得したときとは半分の規模となる。

　オーストラリアでは今後、パリ五輪に向けて大会が続き、4月にはゴールドコースト（Gold Coast）で国内選手権、6月10日から15日にかけてはブリスベン（Brisbane）で五輪代表選考会が開かれる。(c)AFP