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【12月13日 KOREA WAVE】韓国の光州(クァンジュ)地裁はこのほど、継母の車が止めてあった畜舎に無断で立ち入り、車に足かせを装着したとして建造物侵入、財物損壊の罪に問われた息子(39)に罰金70万ウォン(約7万8500円)を言い渡した。

判決によると、息子は今年1月14日午後1時49分ごろ、光州市光山区(クァンサンク)にある父親の畜舎に無断で侵入した。

息子は以前、父親が飼育する数百頭のヤギの面倒を見るため、たびたび畜舎を訪れていた。しかし、父親は昨年10月ごろに事故で急死し、息子らと継母の間で相続争いが起きた。

事件当日、継母は畜舎を訪ねた息子に「なぜ来たのか。入ってくるな」と言ったが、息子はヤギも父親の相続財産だと考え、無断で畜舎に入った。

また、息子は今年3月ごろ、継母が普段運転している父親名義の車の後輪にロックを付け、約30分間運転できないようにした。継母に車のキーを要求したが断られたのが理由という。

地裁は「被告が共同相続人として権利を持つとしても、相続財産分割の協議が終わっていない点を考慮すれば、被害者の平穏は保護されるべきだ」と判示した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News