【12月2日 AFP】サッカーイングランド・プレミアリーグのエバートン(Everton)は1日、リーグの財務規定違反で科された勝ち点10剥奪の処分について、異議を申し立てたと発表した。

 エバートンは、2021-22シーズンにリーグが定める損失の上限額を超過したとして、競技的な制裁としてはリーグ史上最も厳しい制裁を受けていた。

 今後は上訴委員会が任命され、審理されることになるという。

 プレミアの各クラブは3年間で最大1億500万ポンド(約196億円)の損失が認められているが、これを超過した場合は制裁を受けることになる。リーグの独立委員会の調査では、エバートンは定められた期間中に1億2450万ポンド(約232億円)の赤字を出していたとされた。

 エバートンは今回の処分でリーグ降格圏に転落し、70年連続の1部残留も脅かされている。(c)AFP