【11月30日 AFP】エルサレム(Jerusalem)で30日、銃撃があり、3人が死亡、7人が負傷した。イスラエル警察が明らかにした。事件が起きたのは、イスラエルとイスラム組織ハマス(Hamas)のパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)における戦闘休止期間の延長が発表された直後だった。

 警察によると、現場は検問所のないエルサレム西側にあるバス停付近。イスラエルが併合した東エルサレムから車で来た銃撃犯2人が発砲した。2人は非番のイスラエル兵2人と民間人に撃たれ、「その場で無力化された」という。

 警察は、銃撃犯の車を捜索したところ「弾薬と武器」が見つかったとしている。また、負傷者のうち3人は重傷を負っていることも明かした。

 ソーシャルメディアで拡散し、イスラエルのテレビでも放送された動画には、男2人が白い車から降り、バスを待つ人々に向かって発砲した後、近くにいた治安当局者や通行人が銃で反撃する様子が映っている。AFPはこの動画を独自に検証できていない。(c)AFP