【11月18日 AFP】フィギュアスケートで冬季五輪2連覇を果たした羽生結弦(Yuzuru Hanyu)さんが17日、離婚を発表した。わずか3か月前に結婚を公表したばかりだったが、メディア媒体による「ストーカー行為」や誹謗(ひぼう)中傷に悩まされたことが理由としている。

 選手時代に「氷上のプリンス」として知られ、日本の国民的アイコンでもある羽生さんはこの日深夜、X(旧ツイッター)で、8月に結婚を発表して以降、生活空間において「不審」な人物が徘徊するなどしていたことを明かした。

 投稿では「現在、さまざまなメディア媒体で、一般人であるお相手、そのご親族や関係者の方々に対して、誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道がなされている」と訴え、パートナーが「家から一歩も外に出られない状況」が続いていても、自分を支えてくれていたとつづった。

 さらには、「現状のままお相手と私自身を守り続けることは極めて難しく、耐え難いものでした」とし、パートナーが「制限のない幸せでいてほしい」という願いから、最終的に離婚を決断したと説明した。(c)AFP