【11月17日 AFP】ボクシング、WBC世界ライト級王座決定戦が16日、米ネバダ州ラスベガス(Las Vegas)のTモバイル・アリーナ(T-Mobile Arena)で行われ、シャクール・スティーブンソン(Shakur Stevenson、米国)が判定3-0(115-113、116-112、116-112)でエドウィン・デ・ロス・サントス(Edwin De Los Santos、ドミニカ共和国)を下し、空位になっていた王座を獲得した。

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 スティーブンソンはこれで戦績を21戦全勝(10KO)に更新し、フェザー級、スーパーフェザー級に続いて3階級制覇を果たしたが、試合は両者ともに精彩を欠き、終盤には会場からブーイングが起こった。

 ボクシングのデータを扱うコンピュボックス(Compubox)によれば、デ・ロス・サントスは12回を通してヒット数40にとどまり、これは38年前に同システムが導入されて以降、最少の記録だった。

 スティーブンソン本人も試合後、「今夜のパフォーマンスは悪かった」と低調な出来だったことを認め、「あまり調子が良くなかったが、仕方がないし、問題はない。ここには勝利を手にするためだけに来たのだから」と話した。けがや体調不良がパフォーマンスに影響したかは明言しなかった。(c)AFP