【11月12日 AFP】23-24フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第4戦、中国杯(Cup of China 2023)は11日、中国・重慶(Chongqing)で男子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、宇野昌磨(Shoma Uno)は合計279.98点で2位となった。アダム・シャオイムファ(Adam Siao Him Fa、フランス)が合計298.38点でGPシリーズ連勝を飾った。

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 世界選手権(ISU World Figure Skating Championships)連覇中の宇野はショートプログラム(SP)首位から出たが、シャオイムファに逆転を許した。演技後には「SP、フリー両方ともすごく好きなプログラムになっている。どんな練習が必要かだんだん明確になってきた。1シーズン通して良いものができるんじゃないかなと思う」と話した。

 ミハイル・シャイドロフ(Mikhail Shaidorov、カザフスタン)が合計264.46点で3位に入り、初めてGPシリーズの表彰台に上がった。友野一希(Kazuki Tomono)が合計251.95点で4位、山本草太(Sota Yamamoto)は合計245.58点で6位に入った。

 シャオイムファは、これで第3戦フランス杯(Internationaux de France 2023)に続く優勝となり、2戦を残してGPファイナル出場へ向けたポイントランキングでトップに立った。

 これが今季GPシリーズ自身初戦だった宇野は現在6番手。GPファイナルは12月7日から10日に北京で行われ、ポイント上位6人が出場する。(c)AFP