【11月4日 AFP】23F1第21戦サンパウロGP(Sao Paulo Grand Prix 2023)は3日、予選が行われ、暴風雨でセッションが赤旗打ち切りとなった中で、レッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)がポールポジションを獲得した。

 選手権3連覇を果たしたばかりのフェルスタッペンは、全体トップの1分10秒727をたたき出し、今季11度目、さらにはニコ・ロズベルグ(Nico Rosberg)を抜いて歴代8位となる通算31回目のポールポジションを記録した。

 フェラーリ(Ferrari)のシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)が1分11秒021で2番手に続き、アストンマーティン(Aston Martin F1)勢のランス・ストロール(Lance Stroll)とフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)がそれぞれ3番手と4番手で2列目を確保した。

 フェルスタッペンは悪天候について「異常気象だ! ラップ中は恐ろしかったし、シャルルとも話したが終盤はすさまじい風だった」と振り返り、ルクレールも「自分のキャリアで、こんなのは経験したことがない。雨が降っていなくてもグリップが全くなかったし、走行するのが難しかった。すごく不気味だった」と語った。

 メルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が5番手、チームメートのジョージ・ラッセル(George Russell)が6番手に入り、マクラーレン(McLaren)のランド・ノリス(Lando Norris)が7番手につけた。

 フェラーリのカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)が8番手、レッドブルのセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)が9番手、マクラーレンのオスカー・ピアストリ(Oscar Piastri)が10番手となった。

 アルファタウリ(AlphaTauri)の角田裕毅(Yuki Tsunoda)は16番手だった。(c)AFP