【11月1日 AFP】ブラジル南部パラナ(Parana)州が豪雨に見舞われたのを受け、イグアスの滝(Iguazu Falls)の水量が10月30日、観測史上2番目の水準に増加した。

 当局によると、同日の水量は2420万リットル毎秒と、通常の150万リットル毎秒の16倍超に達した。

 かさを増した濁った水は、「悪魔ののど笛」と呼ばれる滝へとつながる遊歩道近くまで押し寄せた。10月31日には水量は1810万リットル毎秒まで減ったが、遊歩道は引き続き閉鎖された。

 イグアスの滝はアルゼンチンとの国境にあり、大小275の滝の総称。(c)AFP