【10月29日 AFP】23-24アルペンスキーW杯は28日、開幕戦の女子大回転第1戦がオーストリア・ゼルデン(Soelden)で行われ、ララ・グートベーラミ(Lara Gut-Behrami、スイス)が合計2分18秒94で優勝を飾った。

 1本目は4番手だったグートベーラミだったが、2本目に素晴らしい滑りを見せて1位にジャンプアップし、W杯38勝目を挙げた。ゼルデン3勝目は、女子ではティナ・マゼ(Tina Maze、スロベニア)に続いて2人目となる。

 1本目トップのフェデリカ・ブリニョネ(Federica Brignone、イタリア)が100分の2秒差の2分18秒96で2位、ペトラ・ブルホバ(Petra Vlhova、スロバキア)が2分19秒08で3位に続いた。

 昨季W杯最多勝利の記録を更新し、5回目の総合優勝を飾ったミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin、米国)は、グートベーラミと1秒40差の6位で開幕戦を終えた。レース後には「何か所かでもたついたが、2本目の方がいい精神状態で臨めた」と話し、「もう少し頑張ってレースモードに入らないと。とにかく完璧な滑りができなかった」と振り返った。

 29日には男子の初戦となる大回転が行われる。(c)AFP