【10月26日 AFP】ラグビー南アフリカ代表は26日、ニュージーランドと対戦する28日のW杯フランス大会（Rugby World Cup 2023）決勝に向けた登録メンバー23人を発表し、ハンドレ・ポラード（Handre Pollard）やファフ・デクラーク（Faf de Klerk）、ボンギ・ムボナンビ（Bongi Mbonambi）らが先発に名を連ねた。

　ムボナンビは、準決勝のイングランド戦で対戦相手のトム・カリー（Tom Curry）に人種差別的な暴言を吐いた疑惑が持たれていたが、ワールドラグビー（World Rugby）からこの日出場を認められた。

　ワールドラグビーは「試合映像や音声、両チームからの証拠など、すべての入手可能な証拠を検証した結果、現時点では処分を進めるには証拠が不十分だと判断した」と説明し、「新たな証拠が見つからない限り、本件は終結したものとみなされる」とした。

　ポラードとデクラークは、コブス・レイナック（Cobus Reinach）とマニー・リボック（Manie Libbok）に代わって先発に復帰。ポラードとデクラークの2人を含め、優勝した前回大会の決勝でも先発した10人が、今回もスタメンに名を連ねた。

　南アフリカの登録メンバーは以下の通り。

■先発（1‐15）：スティーブン・キツホフ（Steven Kitshoff）、ボンギ・ムボナンビ、フランス・マルヘルベ（Frans Malherbe）、エベン・エツベス（Eben Etzebeth）、フランコ・モスタート（Franco Mostert）、シヤ・コリシ（Siya Kokisi）、ピーター・ステフ・デュトイ（Pieter-Steph Du Toit）、ドウェイン・フェルミューレン（Duane Vermeulen）、ファフ・デクラーク、ハンドレ・ポラード、チェスリン・コルビ（Cheslin Kolbe）、ダミアン・デ・アレンデ（Damian de Allende）、ジェシー・クリエル（Jesse Kriel）、カートリー・アレンドセ（Kurt-Lee Arendse）、ダミアン・ウィレムス（Damian Willemse）

■リザーブ（16‐23）：デオン・フーリー（Deon Fourie）、オックス・ヌチェ（Ox Nche）、トレバー・ニャカネ（Trevor Nyakane）、ジーン・クライン（Jean Kleyn）、RG・スナイマン（RG Snyman）、クワッガ・スミス（Kwagga Smith）、ジャスパー・ウィーゼ（Jasper Wiese）、ウィリー・レ・ルー（Willie Le Roux）

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