【10月24日 AFP】米プロバスケットボール協会（NBA）、ミルウォーキー・バックス（Milwaukee Bucks）のヤニス・アデトクンポ（Giannis Antetokounmpo）が、3年総額1億8600万ドル（約278億円）の契約延長に合意したと、23日に米複数メディアが報じた。

　2度のシーズン最優秀選手（MVP）に輝いているアデトクンポは、この新契約により少なくとも2026-27シーズンまでバックスでプレーすることになる。またその翌シーズンについてはプレーヤーオプションがあるものの、2027年7月にはフリーエージェント（FA）になることができる。

　アデトクンポはX（旧ツイッター）に契約延長を認める内容の投稿をしたものの、新契約の詳細については触れていない。

　今月初めのメディアデーでアデトクンポは、「キャリアの残りの間、バックスの選手でありたい。勝っている限りは」と述べつつ、バックスがタイトル獲得に向けて全力を尽くし続けることを確信したいとし、契約延長を急いでいないとしていた。

　しかし今回の契約延長は、9月にポートランド・トレイルブレイザーズ（Portland Trail Blazers）からダミアン・リラード（Damian Lillard）をトレードで獲得し、今オフ最大の補強をした球団上層部に対する信任投票となった。(c)AFP