【10月12日 AFP】米沿岸警備隊は10日、大西洋に沈む豪華客船タイタニック号(RMS Titanic)の見学ツアー中に圧壊した潜水艇「タイタン(Titan)」の残骸引き揚げ作業で、新たに船体の一部と「遺体とみられるもの」を収容したと発表した。

 タイタン号は6月18日に潜水を開始し、その日のうちに圧壊したとみられる。乗員乗客5人全員、死亡が確定した。

 沿岸警備隊は「さらなる遺体とみられるものをタイタン号の残骸の中から回収し、専門家による分析のために移送した」と説明した。

 タイタン号をめぐっては、6月にも残骸と「遺体と見られるもの」が収容されている。(c)AFP