【10月11日 AFP】23MLBは10日、ア・リーグ地区シリーズ(5回戦制)が行われ、テキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)は7-1でボルティモア・オリオールズ(Baltimore Orioles)を下し、3勝0敗でリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。

 初のワールドシリーズ制覇を目指すレンジャーズは、初回にコーリー・シーガー(Corey Seager)のソロ弾で先制すると、2回にはアドリス・ガルシア(Adolis Garcia)の3点本塁打などで6-0とリードを広げた。

 投げては先発ネイサン・イオバルディ(Nathan Eovaldi)が7回1失点の好投を見せる中、6回にはネイト・ロウ(Nate Lowe)にも一発が飛び出して勝利を決めた。

 2010年、11年と2年連続でワールドシリーズに進出したものの、ともに敗れていたレンジャーズは、今季こそ優勝経験のない6球団のリストから抜け出すことを目指している。今季レギュラーシーズンでア・リーグ最多101勝を記録したトップシードのオリオールズを容赦なく粉砕したレンジャーズは、自信たっぷりでヒューストン・アストロズ(Houston Astros)とミネソタ・ツインズ(Minnesota Twins)の勝者と対戦するリーグ優勝決定シリーズに臨む。

 アストロズはこの日、ホセ・アブレウ(Jose Abreu)の2本塁打などで9-1でツインズを下し、通算2勝1敗で勝ち上がりに王手をかけた。

 ツインズの前田健太(Kenta Maeda)は6回から3番手で登板し、2回を投げて2安打1失点を喫した。(c)AFP