【10月11日 AFP】中央アジアのキルギスは10日、首都ビシケクで開かれる独立国家共同体(CIS)首脳会議について、アルメニアのニコル・パシニャン(Nikol Pashinyan)首相が欠席の意向を伝えてきたことを明らかにした。会議にはロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が出席の予定で、このところぎくしゃくしている両国の関係が一段と冷え込む可能性がある。

 プーチン氏は12日にビシケク入りの予定。3月に国際刑事裁判所(ICC)からウクライナ占領地からの子ども連れ去りに関与したとして逮捕状を出されて以来、初めての国外訪問となる。

 一方、パシニャン氏はキルギスのサディル・ジャパロフ(Sadyr Japarov)大統領に電話で、「諸事情により残念ながら出席できない」と伝えてきたという。

 パシニャン氏は、アゼルバイジャンが係争地ナゴルノカラバフ(Nagorno-Karabakh)で先月軍事作戦を行った際、ロシアは介入に乗り出さなかったと非難している。

 先週にはアルメニア議会がICCへの加盟を承認。同じく先週、スペイン・グラナダ(Granada)で行われた欧州連合(EU)非公式首脳会議に参加したパシニャン氏は、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領と同地で会談した。こうした一連の動きにロシアは神経をとがらせている。(c)AFP