【10月8日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は7日、カザフスタン経由でのウズベキスタンへの天然ガス供給が始まったと発表した。

 プーチン氏はモスクワでウズベクのシャフカト・ミルジヨエフ(Shavkat Mirziyoyev)、カザフのカシムジョマルト・トカエフ(Kassym-Jomart Tokayev)両大統領と会談し、ウズベクへのガス供給について「3国間の最大のエネルギープロジェクトだ」と語った。

 プーチン氏はまた、3首脳はエネルギー分野全体における協力推進に向け、この日午後に協議を行う予定だと述べた。

 ウズベクはガスなど天然資源が豊富だが、エネルギー不足に直面している。一方、エネルギーの輸出収入に依存するロシアは、ウクライナ侵攻に伴う西側の制裁を受け打撃を受けている。

 2022年には、ロシア産ガスの輸出で最大シェアを占めていた欧州連合(EU)が輸入を大幅削減したのを受け、輸出量は全体で21.5%落ち込んだ。(c)AFP