【10月2日 AFP】世界ラリー選手権(WRC 2023)第11戦、ラリー・チリ(Rally Chile Bio Bio 2023)は1日、最終日が行われ、フォード(Ford)のオット・タナック(Ott Tanak、エストニア)が今季2勝目、通算19勝目を挙げた。

 トヨタ(Toyota)のカッレ・ロバンペラ(Kalle Rovanpera、フィンランド)は、チームメートのエルフィン・エバンス(Elfyn Evans、英国)に年間順位で33ポイント差をつけて今大会を迎えたが、3位のエバンスに次ぐ4位に終わり、総合連覇確定はお預けとなった。

 ヒョンデ(Hyundai)のティエリー・ヌービル(Thierry Neuville、ベルギー)がタナックと42秒差で2位に入り、エバンスが1分7秒差で3位に続いた。

 今季は残り2戦となり、年間順位では首位ロバンペラがエバンスを31ポイント差でリードしている。今大会を終え、コンストラクターズ部門はトヨタの優勝が決まった。(c)AFP