【9月11日 AFP】世界ラリー選手権(WRC 2023)第10戦、アクロポリス・ラリー(EKO Acropolis Rally Greece 2023)は10日、最終日が行われ、トヨタ(Toyota)のカッレ・ロバンペラ(Kalle Rovanpera、フィンランド)が今季3勝目を挙げ、総合2連覇へ大きく前進した。

 前日の3日目には、それまで首位を走っていたチームメートのセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)が、サスペンションの破損で後退。ロバンペラは代わってトップに立つと、最後は同じくトヨタのエルフィン・エバンス(Elfyn Evans、英国)を1分30秒差の2位、ヒョンデ(Hyundai)のダニ・ソルド(Dani Sordo、スペイン)を3位に抑え、優勝を果たした。

 総合首位につけるロベンパラはこれで、同2位のエバンスとの差を33ポイントに広げた。今季は残り3戦で、次戦は今月末からラリー・チリ(Rally Chile Bio Bio 2023)が行われる。(c)AFP