【9月29日 AFP】アルメニアとアゼルバイジャンの係争地ナゴルノカラバフ(Nagorno-Karabakh)のアルメニア系分離派当局は29日、ナゴルノカラバフ内の燃料貯蔵施設で25日に起きた爆発による死者が170人に上ったと発表した。

 爆発の数日前には、アルメニア系分離派が武装解除とアゼルバイジャンとの統合を発表。これを受けて、アルメニア系住民数万人が避難を開始し、爆発があった燃料施設にも大勢が集まっていた。

 アルメニア系分離派当局はソーシャルメディアに「これまでに合わせて170人の遺体が見つかり、法医学捜査当局に引き渡された」と投稿した。

 当局は当初、68人が死亡、200人が負傷したと発表。遺体は身元確認のため、アルメニアに搬送されると説明していた。(c)AFP