【9月25日 AFP】ロードレース世界選手権、第13戦インドGPは24日、MotoGPクラス決勝が行われ、ムーニーVR46レーシングチーム(Mooney VR46 Racing Team)のマルコ・ベッツェッキ(Marco Bezzecchi、イタリア)が今季3勝目を挙げた。

 ポールポジションから出たベッツェッキは、ほぼ完璧なレースで優勝。前日のスプリントを制したプラマック・レーシング(Pramac Racing)のホルヘ・マルティン(Jorge Martin、スペイン)が2位、モンスターエナジー・ヤマハ(Monster Energy Yamaha)のファビオ・クアルタラロ(Fabio Quartararo、フランス)が僅差の3位に入った。

 一方、総合首位に立つドゥカティ・レノボ・チーム(Ducati Lenovo Team)の昨季王者フランチェスコ・バニャイア(Francesco Bagnaia、イタリア)は、転倒して無念のリタイアとなった。総合順位では292ポイントで依然首位を守っているが、279ポイントの2位マルティン、248ポイントの3位ベッツェッキとの差は縮まった。

 インドでMotoGPが行われるのは今回が初めてで、主催者はMotoGPシリーズの商業権を所有するドルナスポーツ(Dorna Sports)と7年間の開催契約を結んでいる。(c)AFP/Faisal KAMAL