【9月24日 AFP】ロシアは22日、アゼルバイジャンと隣国アルメニアとの係争地ナゴルノカラバフ(Nagorno-Karabakh)で、ロシアの仲介による合意の下、アルメニア系分離主義勢力が武器の引き渡しを開始したと明らかにした。

 アゼルバイジャン軍は23日、引き渡された狙撃銃や自動小銃「カラシニコフ(Kalashnikov)」数百丁、グレネードランチャー、戦車4両などを公開した。

 アゼルバイジャンによるナゴルノカラバフでの「対テロ作戦」は19日に始まった。翌20日には主権の回復を発表している。

 アルメニア系分離派が拠点を置くステパナケルト(Stepanakert)郊外で任務に当たるアゼルバイジャンの軍事当局者は、ロシアの平和維持部隊と緊密に連携していると述べた。(c)AFP