【9月14日 AFP】台湾国防部(国防省)は14日、台湾周辺で同日朝までの24時間に中国の軍用機68機と軍艦10隻を確認したと発表した。前日にも軍用機35機を確認したという。

 国防部によると、台湾の南端から南東に約60カイリ(約111キロ)の地点で13日、中国が運用中の空母2隻のうちの1隻「山東(Shandong)」が西太平洋に向かうのが確認された。14日朝までの24時間に確認された軍用機と軍艦の一部は、「山東と海空の合同演習を行うため」西太平洋に向かったという。

 中国側は、西太平洋での演習実施について一切公式発表していない。だが、台湾方面などを管轄するPLA東部戦区(Eastern Theatre Command)は13日、台湾に言及することなく、「航空部隊」が「最近」、「数千キロメートル」の範囲で訓練を行ったと述べた。(c)AFP