【9月13日 AFP】米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)、ニューヨーク・ジェッツ(New York Jets)のロバート・サラー(Robert Saleh)ヘッドコーチ(HC)は12日、QBアーロン・ロジャース(Aaron Rodgers)が左アキレスけん断裂のため今季絶望となったと発表した。

 ロジャースは、チームの今季初戦となった11日のバッファロー・ビルズ(Buffalo Bills)戦の4プレー目で相手選手からサックを受けた際に負傷し、退場していた。当初は足首を痛めたとされていたが、12日のMRI検査の結果、アキレスけんを断裂していることが判明した。

 サラーHCはロジャースの様子について「落ち込んでいる」と明かし、「これまでの努力が4プレーしか持たなかったことを考えれば、失望するのは理解できる」と語った。

 ロジャースが12月に40歳を迎える中で、ビルズ戦が現役最後の試合になったのではないかと懸念する見方もある。

 ロジャースは4度のシーズン最優秀選手(MVP)に輝いたNFL屈指のスター選手。4月に18シーズンを過ごしたグリーンベイ・パッカーズ(Green Bay Packers)からジェッツにトレードで加入し、1968年を最後にスーパーボウル(Super Bowl)制覇から遠ざかっているチームを復活に導くことを期待されていた。(c)AFP