【9月11日 AFP】FIBAバスケットボール・ワールドカップ(FIBA Basketball World Cup 2023)は10日、決勝が行われ、ドイツが83‐77でセルビアを下し、初優勝を果たした。

 47‐47でハーフタイムを迎える拮抗(きっこう)した試合展開の中、今大会無敗で初の決勝進出を決めていたドイツは、第3クオーターを22-10としてセルビアからリードを奪った。

 セルビアは第4クオーターに入って逆襲を見せると、試合時間残り約1分で3点差にまで詰め寄ったが、ドイツはデニス・シュレーダー(Dennis Schroder)のレイアップで突き放すとそのまま逃げ切りを果たし、ネイスミス・トロフィー(Naismith Trophy)にその名を刻んだ。

 ドイツではシュレーダーがチームハイの28得点、さらにフランツ・ワグナー(Franz Wagner)が19得点を重ねた。

 一方、独立後の初優勝を狙ったセルビアはアレクサ・アブラモビッチ(Aleksa Avramovic)が21点、ボグダン・ボグダノビッチ(Bogdan Bogdanovic)が17点を記録するにとどまった。(c)AFP