【9月4日 AFP】ロードレース世界選手権、第11戦カタルーニャGPは3日、MotoGPクラス決勝が行われ、アプリリア(Aprilia)のアレイシ・エスパルガロ(Aleix Espargaro、スペイン)が優勝を果たした。

 チームメートのマーベリック・ビニャーレス(Maverick Vinales、スペイン)が2位、プラマック・レーシング(Pramac Racing)のホルヘ・マルティン(Jorge Martin、スペイン)が3位に入った。

 スタート直後には、ポールポジションから出たドゥカティ・レノボ・チーム(Ducati Lenovo Team)の王者フランチェスコ・バニャイア(Francesco Bagnaia、イタリア)が大クラッシュを喫し、後続のライダーに脚をひかれて負傷する出来事もあった。

 地元カタルーニャでのGPで、前日のスプリントレースに続く勝利を挙げたエスパルガロだが、レース後には「この優勝はペッコ(バニャイアの愛称)にささげる」と話し、大事に至らなくてよかったと安堵(あんど)した。

 バニャイアはスタート直後のコーナーで「ハイサイド」を起こし、バイクから体を投げ出される形で転倒。その後地元の病院に搬送されたが、チームによれば「複数の打撲はあったが骨折はなかった」という。(c)AFP