【9月3日 AFP】朝鮮中央通信(KCNA)は3日、北朝鮮が2日未明に米韓軍事演習に対抗して、核弾頭を模した試験用弾頭を搭載した長距離巡航ミサイル2発を発射する「戦術核攻撃仮想発射訓練」を行ったと伝えた。2発は西部から黄海(Yellow Sea)に向けて発射されたという。

 KCNAは「核戦争の危機が現実味を帯びていると敵に警告するため、9月2日未明に戦術核攻撃を想定した発射訓練を行った」としている。

 韓国軍合同参謀本部は2日、同日午前4時頃に巡航ミサイル数発が黄海に向けて発射されたと発表していた。ミサイルの種類については調査中としている。(c)AFP