【8月30日 AFP】イタリアの税関当局は29日、地中海に浮かぶサルデーニャ島(Sardinia Island)から、フランス人の男が違法に持ち出そうとした小石や石41キロを押収した。

 税関当局によると、男は、同島ポルトトッレス(Porto Torres)からフランスのニース(Nice)に向かうフェリーに乗ろうとしていた。3000ユーロ(約48万円)以下の罰金刑が科される可能性がある。

「男の車両を調べたところ、トランクにはランピアヌ(Lampianu)のビーチから集められた41キロの小石と石が積まれていた」。

 手つかずの白い砂浜が有名なサルデーニャ島の当局は2017年、観光客が砂を持ち帰るのを防ぐための法律を制定。同島の海岸から、許可なく砂や小石、石、貝殻を持ち出したり、販売したりすることを禁止した。(c)AFP