【8月28日 AFP】2014年ソチ冬季五輪のアイスダンスにも出場したカナダ出身の元フィギュアスケート選手、アレクサンドラ・ポール(Alexandra Paul)さんが死去した。31歳。カナダスケート連盟(Skate Canada)が発表した。

 警察によれば、ポールさんは22日夜、オンタリオ(Ontario)州南部メランクソン(Melancthon)の工事区間で、トラックが停車中の複数台の車に衝突する事故に巻き込まれて亡くなった。男の子の赤ちゃんも事故で負傷し、付近の病院に搬送されたが、命に別状はなかった。

 ポールさんは、アイスダンスのパートナーだったミッチェル・イズラム(Mitchell Islam)さんと2021年に結婚し、昨年に第1子を出産していた。

 ポールさんとイズラムさんのカップルは、10年の国内ジュニア選手権で優勝し、同年の世界ジュニアで銀メダルを獲得した。シニアでは国内選手権で3位に3度入り、ソチ五輪は18位だった。世界選手権には14年と15年の2度出場し、それぞれ10位と13位。16年に現役を退いた。(c)AFP