【8月26日 AFP】FIBAバスケットボール・ワールドカップ(FIBA Basketball World Cup 2023)は25日、1次ラウンドの試合が各地で行われ、カナダがフランスを一蹴して幸先の良いスタートを切った一方で、共催国フィリピンは熱狂的な地元ファンの前で惜しくも記念すべき勝利を逃した。

 グループHのカナダは第1クオーターこそリードを許したものの、第3クオーターには25-8のスコアで相手を圧倒するなど後半にアクセルを踏み込み、最後は95-65で大勝した。中でもシェイ・ギルジアス・アレクサンダー(Shai Gilgeous-Alexander)はゲームハイの27得点を記録した。

 グループAでは、3万8000人を超えるファンから大声援を受けたフィリピンが、地元マニラのフィリピン・アリーナ(Philippine Arena)でドミニカ共和国と対戦。米プロバスケットボール(NBA)で3度のオールスター選出を誇るカール・アンソニー・タウンズ(Karl Anthony-Towns)を擁する相手に善戦を見せたものの、第4クオーター終盤にスター選手のジョーダン・クラークソン(Jordan Clarkson)がファウルアウトすると失速し、81-87で敗れた。

 グループEのオーストラリアは、スロースタートながらもフィンランドに98-72で快勝した。ジョシュ・ギディー(Josh Giddey)がトリプルダブルに迫る14得点、9リバウンド、8アシストを記録したほか、パティ・ミルズ(Patty Mills)も25得点の活躍を見せた。(c)AFP/Andrew MCKIRDY