【8月23日 AFP】ドイツのアナレーナ・ベーアボック(Annalena Baerbock)外相は22日、ウクライナによるロシアの首都モスクワへの無人機攻撃について、国際法にのっとっていると擁護した。

 モスクワはたびたび無人機攻撃を受けており、ロシアはウクライナが実施していると主張している。

 ベーアボック氏はエストニアのマルグス・ツァフクナ(Margus Tsahkna)外相との共同記者会見で、モスクワへの無人機攻撃について質問を受けると、「ロシアから攻撃を受けたのだから、ウクライナには自国を防衛する法的権利がある」と主張。

 ロシアはウクライナの穀物サイロや病院、教会などの民間インフラを「絶えず」標的にしていると指摘した上で、「ウクライナは国際法の範囲内で自国を防衛している」との見方を示した。(c)AFP