【8月22日 AFP】民間軍事会社ワグネル(Wagner)の創設者のエフゲニー・プリゴジン(Yevgeny Prigozhin)氏は、21日に公開された動画の中で、同社はアフリカを「より自由に」するため活動していると述べるとともに、自身もアフリカ入りしていることを示唆した。

 プリゴジン氏は6月の反乱以降、公の場にほとんど姿を見せていない。

 ワグネルはマリや中央アフリカなど、アフリカの複数の国で活動しており、強い軍事的存在感を維持している。

 動画の中でプリゴジン氏は「われわれは任務を遂行している。気温は50度超、われわれがちょうど好む温度だ」と語った。

 アサルトライフルを持ったプリゴジン氏を捉えたカメラが横に振れると、砂漠を思わせる広大な平地に駐車されている軍用車両が映る。

 同氏は「ワグネルは偵察と索敵活動を実施している。全大陸でロシアの存在をさらに大きくし、アフリカをより自由にする」と述べた。AFPは動画の真偽を確認できていない。(c)AFP