【8月21日 AFP】サッカー女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会(FIFA Women's World Cup 2023)決勝で優勝を飾ったスペイン代表のヘニフェル・エルモソ(Jennifer Hermoso)は20日、表彰式で同選手の唇にキスをして批判を浴びているスペインサッカー連盟(RFEF)のルイス・ルビアレス(Luis Rubiales)会長を擁護した。

 スペインが1-0でイングランドを破り初優勝を飾った後、表彰式でルビアレス会長がエルモソの唇にキスをするという祝福をしたことについて、ソーシャルメディア上では批判の声が上がっている。

 試合後にエルモソはインスタグラム(Instagram)のライブ配信で、笑いながらも「気に入らなかった」と語っていた。

 その後エルモソは、RFEFがAFPに伝えたコメントの中で、「W杯で優勝することがもたらす計り知れない喜びによる、まったく自然発生的な互いの意思表示だった」とし、「会長と私は素晴らしい関係性を持っており、選手全員に対する会長の振る舞いは極めて優れていて、愛情と感謝の気持ちを表す自然な行為だった」と述べた。

「友情と感謝を表現する行為で大げさなものではない。私たちはW杯で優勝して、重要なことから逸脱するつもりはない」 (c)AFP