【8月10日 AFP】米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)、ラスベガス・レイダース(Las Vegas Raiders)の元WRヘンリー・ラッグス3世(Henry Ruggs III、24)被告は9日、2021年11月にラスベガス(Las Vegas)で起こした飲酒運転死亡事件で禁錮3年から10年の判決を受けた。

 ラッグス3世被告は、シボレー(Chevrolet)のコルベット・スティングレイ(Corvette Stingray)を時速156マイル(約251キロ)で運転し、被害者の女性が乗っていた車に衝突した。女性は事故後に車が炎に包まれ死亡。被告はDUI(飲酒または薬物使用時の運転)による致死の罪を認めていた。

 ラッグス3世被告は事故後に病院へ搬送され、血液検査の結果、血中アルコール濃度が法定上限の2倍以上だったことが判明した。

 米FOXテレビは、ラッグス3世被告が法廷で「心からお詫びする。言い訳の余地はありません」と述べたと報じた。

「(被害者の)ご両親とご家族に対する痛みと苦しみについて、心から謝罪します」としたラッグス3世被告は、「私の行動は、真の私を反映したものではありません」と続けた。

 ラッグス3世被告は2020年にレイダースからドラフト指名されて20試合に先発出場していたが、事故直後にチームから解雇された。(c)AFP