【7月29日 AFP】第20回世界水泳選手権(20th World Aquatics Championships)は28日、福岡県で15日目が行われ、競泳では中国の覃海洋(Qin Haiyang)が世界新記録の2分5秒48で男子200メートル平泳ぎを制し、史上初の50メートル、100メートル、200メートルの平泳ぎ3冠を達成した。

 前世界記録保持者のザック・スタブルティクック(Zac Stubblety-Cook、オーストラリア)が2分6秒40で2位、マット・ファロン(Matt Fallon、米国)が2分7秒74で3位に続いた。渡辺一平(Ippei Watanabe)は6位だった。

 女子100メートル自由形はオーストラリアのモリー・オキャラハン(Mollie O'Callaghan)が52秒16で連覇を果たし、こちらも女子では史上初となる100メートルと200メートルの自由形2冠を成し遂げた。19歳のオキャラハンは400メートルリレーと800メートルリレーでも優勝しており、これで今大会4個目の金メダルとなった。

 女子200メートル平泳ぎは東京五輪金メダリストのタチアナ・スクンマカー(Tatjana Schoenmaker、南アフリカ)が2分20秒80で優勝した。

 男子200メートル背泳ぎはフベルト・コシュ(Hubert Kos、ハンガリー)が1分54秒14で制した。柳川大樹(Daiki Yanagawa)は8位だった。

 男子800メートルリレーは英国が6分59秒08で金メダルを獲得した。(c)AFP/Andrew MCKIRDY