【7月28日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のスター選手、レブロン・ジェームズ(LeBron James)は27日、長男のブロニー(Bronny James)選手(18)が心停止を起こしてから初めてコメントを発表し、「家族は団結して、健康で安全だ」と明かした。

 ブロニー選手は24日、所属する南カリフォルニア大学(University of Southern California)での練習中に倒れ、一時は集中治療室(ICU)に入っていたが、この日ロサンゼルス市内にある入院先の病院を退院したことが発表された。

 ジェームズはソーシャルメディアで「私たち家族に愛と祈りを送ってくれた大勢の人々に感謝したい」とつづり、「みんな元気にしている。家族は団結して、健康で安全だ。私たちは皆さんの愛を感じている。また準備ができたら、もう少し話せると思うが、とにかく皆さんのサポートが家族全員にとって本当にありがたかったとお伝えしたかった」と報告した。

 米国心臓協会(AHA)によれば、病院外で心停止を起こした場合の生存率は約10人に1人とされている。

 ジェームズはかねて、息子と一緒にNBAでプレーできるように現役を長く続けたいと話している。(c)AFP